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【LOL】勝てれば予選突破!?Rainbow7を紐解く

  • 2020年9月23日
  • 2020年9月23日
  • LOL

League of Legendsの世界一のチームを決める大会、The 2020 Season World Championship。
日本代表のV3 Esportsは抽選の結果、プレインステージのグループBに入りました。

今回はV3の対戦相手4チームの紹介を行っていきます。まずは、初戦の相手に決まったラテンアメリカ地域代表のRainbow7の紹介です。

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Rainbow7とラテンアメリカ地域とは

ラテンアメリカ地域は2018年まで北ラテンアメリカ地域と南ラテンアメリカ地域に分かれていましたが、2019年より両地域が合併し現在に至っています。その北ラテンアメリカ地域を代表する強豪チームであるRainbow7は南ラテンアメリカを代表するIsurusと並び、ラテンアメリカ地域を代表する強豪チームです。

世界大会への出場は2018年のMid-Season Invitational以来となり、そのときは南ラテンアメリカ、東南アジア、ロシア周辺の3地域を相手に3-3の2位の成績となり1位通過を逃してプレインステージで敗退しています。

ラテンアメリカ地域は2019年のWorldsにて日本代表のDFMと同じグループに入ったIsurusが、DFMを2-0で下すなどグループ2位で予選グループを通過、その後、台湾・香港・マカオ地域代表のHong Kong Attitudeに3-1で破れ、惜しくもWorlds進出はなりませんでした。

世界大会の結果だけ見ると日本地域と同等、もしくはそれ以上の成績を残してはいますが、地域のレベル差はそこまで大きくなく日本地域と同じぐらいの強さを持っていると思います。

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チームスタッツ比較

Rainbow7V3 Esports
Win Rate59%78%
Gold Differential at 15 min+949+1157
CS Differential at 15 min:+20.8+2.9
Tower Differential at 15 min+0.19+0.78
Dragons / game2.7(54.7%)2.9 (62%)
Dragons at 15 min0.941.13
Herald / game:1.16 (57.8%)1.13 (58.7%)
Kills Per Game10.615.7

両チームのチームスタッツを比較すると面白いデータが浮かび上がってきました。R7側はCS Differential at 15 min:つまり15分段階で対面につけたCS差が+20と圧倒的な数字です。一方でTower Differential at 15 min、15分段階でのタワー獲得数は0.19と高くありません。レーン戦で相手を圧倒しているのにタワーシージにはそれほど積極的ではないことがわかります。

一方で15分段階でのドラゴン獲得率はV3よりも低く、ヘラルド獲得率もほとんど同じです。獲得ゴールドをみるとレーン戦の強さをゴールドやオブジェクトに還元できていないことが分かります。このあたりがV3とスタッツ上は同レベルなのに勝率に差がついている要因かもしれません。

Rainbow7
V3 Esports
DMG%Gold%DMG%Gold%
TOP21%21.4%20.5%20.1%
JG13.9%18.9%22.6%21.2%
Mid25.1%22.4%20.5%20.4%
ADC30%23.8%29%24.7%
Sup10.9%13.8%7.4%13.5%

続いてチームとしてのダメージ占有率とゴールド占有率です。注目点はJGのダメージ占有率に大きな差があることでしょうか。

V3はMidのAce選手のダメージ分をJGのBugi選手が補っている(むしろ上回っていますが、、)のに対して、R7はMid/ADCのキャリーラインがしっかりとダメージを出しています。ゴールドに関してもそれに比例して、Mid/ADCに集める傾向にあります。

そのためキャリーがダメージを出し、それ以外のロールはイニシエート、ピール、タンクなど役割をキッチリと分担するセオリー通りのチームというのがスタッツからは読み取れます。

ロースター紹介

ロール別スタッツ

KDAKP%CS Differential at 15 minXP Differential at 15 min:First Blood
%
DPMSolo killsVision score Per Minute
TOPAcce3.361.9+3.9+17115.6349.841.11
JGJosedeodo6.778.2+7.8+43240.6246.531.66
MidAloned3.764+3.5+4726.7429.861.15
ADCLeza3.663.1+2.5+13228.149831.29
SupShadow4.466.8+4.8+17528.1181.402.7

(参考)V3 Esports

KDAKP%CS Differential at 15 minXP Differential at 15 min:First Blood
%
DPMSolo killsVision score Per Minute
TOPPaz4.262.5-6.2-1226.1396.150.85
JGbugi8.483.2+6.2+53978.3444.341.58
MidAce8.569.2-6.4-4939.1400.621.05
ADCArcher7.171.2+11.3+19443.5567.601.57
SupRaina5.464.3-1.9-14647.8145.102.46

Top:Acce

レーン戦でのスタッツもよく、チャンピオンもタンクからファイターまで幅広いプールを持つ好選手との印象です。
FB率はそれほど高くないことからR7はTopを育てるよりもMid/Botを育てるチームであることがわかります。

気になるのはWorldsでのTierが高いことが予想されるShenの勝率があまり高くないことと、レネクトンの勝率・KDAが高いこと。
Shenの強さはUltによる少数戦への寄りの早さが挙げられますが、チーム全体としてKPがそれほど高くないため、チームカラーに合っていないのかもしれません。

JG:Josedeodo

リー・シンやトランドルなどのコントロール系JGのピック率が高い選手で、DFMのSteal選手のようなプレイスタイルの印象です。
DPMやFB率の低さなどはチームのスタイルによるものなので特に大きな意味を持ちませんが、各レーンのレーナーの強さを生かし相手JGとの経験値差やファーム差をつけて有利を作ることができるJGです。

チャンピオンで気になる点はリリアが2戦2勝でKDA32.0と高いこと。同じくリリアを得意とするBugi選手と取り合いになるかもしれません。

Mid:Aloned

メイジ・アサシン・マークスマン・ファイターとピックできるチャンピオンの幅が広い、こちらも好選手という印象です。
Alooned選手もそうですがチーム全体としての視界管理の意識が高いですね。

注目はアジールを5試合ピックして負けなしの点でしょう。KDAも高く非常に得意としている点が読み取れます。
ADCのLeza選手と並んでチームの重要なダメージディーラーですのでV3としては警戒したいとことです。

ADC:Leza

ルブランやエコーなどのチャンピオンの使用がありますが、Leza選手がMidとしても出場した試合があるためです。
アッシュの11試合使用しての勝率63.6%という数字は非常に高いものだと思います。現環境での中心チャンピオンの一体でもあるケイトリンの勝率も高いですね、

Leza選手は使用率が高い上位3体で全試合の60%以上を戦っています。アッシュのカウンターとしてSummerシーズンではTierの高かったジンのピックがないのは地域性にによるものなのかが気になります。

Sup:Shadow

使用率トップがカルマなのは驚きですが、6戦全勝のKDA12.3という異常な数値はもっと驚きです。
一方でSummerシーズンでTierが高かったバードやノーチラスなどのチャンピオンでも高い勝率・スタッツを残しています。

チャンピオンプールも広いですし非常に注意したい選手ですね。1点、レオナのピック率が低いことは少し気になります。

まとめ

ここまでチームスタッツと個人スタッツを見ていきました。繰り返しになりますがRainbow7はレーン戦が非常に強いチームです。
しかしレーン戦の強さを試合の勝ちにはうまく結びつけられていない印象なのでV3がつけいる隙は十分にあると思います。

特にLJLのDFM戦で見せた少数戦の技術や劣勢をひっくり返す集団戦の上手さはV3の大きな長所だと思いますので、そのあたりを生かしてRainbow7戦には勝ってほしいところです。

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